イオン 岡山 周辺 JR系ホテル岡山駅前に進出検討  (岡山駅前がかわる?)

JR岡山駅東口で計画されている岡山市北区駅前町1丁目地区の再開発事業で、JR西日本系列の都市型ホテルがビルの核テナントとして進出を検討していることが、28日分かった。ビルはホテルとマンション、立体駐車場の計3棟あり、それぞれに商業施設も入る予定。 地権者らでつくる再開発準備組合が今月、開発事業者を選定。マンション販売などの野村不動産(東京)、JR西日本不動産開発(兵庫県尼崎市)、ゼネコンの奥村組(大阪)でつくる共同企業体(JV)が内定した。 構想では、ホテル棟は24階程度で、200室以上の客室を整備する。ダブルルームを中心とし、スイートルームも上層階に設けるほか、会議場も確保する。岡山駅周辺には、宴会場や結婚式場を備えたホテルグランヴィア、宿泊特化型のヴィアインといったJR西日本系列のホテルがあり、新ホテルはグランヴィア級の高級感がある宿泊メインの施設とする見通し。 マンション棟は28階程度を想定している。立体駐車場を含めた3棟とも低層階に物販や飲食店などが入り、2階部分はデッキで結んで行き来できるようにする。 再開発の予定地は、岡山駅前商店街や市役所筋に面した約1万平方メートル(道路除く)で映画館や商店、貸しビル、駐車場などがある。準備組合は土地などの権利者40人・法人のうち約7割が加入し、9月に設立した。今後は岡山市の都市計画決定を受けて再開発組合に移行し、早期の事業化を目指す。