イオン 岡山 周辺 岡山・光珍寺で花まつり (釈迦(しゃか)が生まれたとされる8日)

 
 岡山市北区磨屋町の光珍寺で7日、釈迦(しゃか)が生まれたとされる8日を前に伝統の「花まつり」があり、近くの共生保育園(同幸町)の園児が生誕を祝った。 石渡隆純住職の師である比叡山延暦寺(大津市)の小林隆彰大僧正が「右手は良い心、左手は良くない心を示すと言われている。心を一つにしてお釈迦さまに手を合わせて」などと講話。誕生の際に天から甘い香りの雨が降ったという故事にちなみ、3〜5歳児47人が花御堂(はなみどう)の中の釈迦像(高さ約30センチ)に手を合わせ、ひしゃくで甘茶をかけた。 園児らは祝いの歌を披露した後、「お誕生日おめでとうございます」と声をそろえた。5歳児クラスの男児(5)は「きちんとお祝いができた。楽しかった」と話していた。 同寺は伝統行事に親しんでもらおうと、1998年から近隣の園児を花まつりに招いている。