イオン 岡山 周辺 「マルシェ」で街ににぎわいを

岡山市内で朝市や路地市、マーケットなどを定期的に開いている六つの団体が29日、「おかやまマルシェ協会」を発足させた。各団体が連携してマルシェでにぎわうまちを目指し、観光資源にもなるよう発信していく。
 メンバーは岡山市中心部の西川緑道公園を会場にしている「有機生活マーケットいち」、1989年から同市の旭川河川敷で開いている「京橋朝市」、2月に奉還町商店街で初開催した「西奉還町武士マルシェ」などの実施団体。個々のマルシェの魅力アップに向け運営や出店者情報などを共有したり、新たにマルシェの立ち上げを考えている団体にノウハウを伝えたりする。
 各マルシェをじっくり楽しんでもらうため、開催日が重ならないよう日程を調整。4月にはウェブサイト「マルシェトリップおかやま」を開設予定で、各マルシェの基本情報や特徴を紹介していく。
 この日は岡山市内で設立記念式があり、五つの団体の代表が出席。「有機生活マーケットいち」の代表で、協会長に就任した河上直美さん(40)が「それぞれのマルシェが、まずは継続し、地域に愛されることが大事。それらが集まって岡山の魅力につながれば」とあいさつした。
 京橋朝市の実行委員長・大島正勝さん(70)による「マルシェの歴史とこれからの可能性」と題した講話もあった。
 協会に加盟したそのほかのマルシェは次の通り。
 後楽の森と川パークマーケット▽西大寺五福通りレトロ・マルシェ▽円山マルシェ

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「おかやまマルシェ協会」設立へ 地元6団体が加盟、「マルシェのまち」目指す 


 ホテルメルパルク岡山(岡山市北区桑田町1)で2月29日、「おかやまマルシェ協会」設立記念式が行われた。


 同協会に加盟するのは、「有機生活マーケットいち」「西奉還町武士マルシェ」「後楽の森と川パークマーケット」「西大寺レトロマルシェ」「円山マルシェ」「京橋朝市」の6団体。

  同協会の設立は、人の流れ、にぎわいをつくる各団体が連携することにより、週末の市内のどこかでマルシェをやっている「マルシェのまち」を観光資源とすることが狙い。

  会長の河上直美さんは「マルシェは多くの人が主体的に関わり、まちの魅力づくりができる場。ワクワクできるマルシェの魅力を継続し、マルシェが日常的な風景になることで訪れたくなるまちにしたい」と話す。

  「マルシェを通じて新しい働き方にトライアルすることで、マーケティングにもなる。空き店舗の活用につながるのではないかとも考えている」とも。

4月からウエブサイト「おかやまマルシェトリップ」で情報発信していく予定。

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