イオン 岡山 周辺 JR岡山駅東口広場 岡山市、あらためて住民説明会


 岡山市は2日、路面電車のJR岡山駅東口広場への平面乗り入れ計画案を検討する際に使っていた平面図にミスがあり、現地の状況と一部が異なっていたことを受け、乗り入れに関して有識者が協議する18日の調査検討会に提示した上で、地域住民対象の説明会をあらためて開く考えを明らかにした。
 2月定例市議会で田口裕士氏の代表質問に答えた。山崎康司都市整備局長は「現地を測量して図面を訂正し、開催予定の調査検討会に訂正内容を示した後、再度説明会を開催したい」と述べた。
 1月7日以降、路面電車沿線の連合町内会に対し出石地区3回、石井学区と、他の7学区・地区合同で1回ずつ住民説明会を開催し、岡山駅前商店街振興組合にも1回開いたことを報告。各説明会の反応について「出石では、なぜ今乗り入れなのかといった意見もあったが、駅前広場の在り方を検討していくことを確認した。他の説明会ではバス運行への懸念の声もあったが、早期実現を望む意見も多くあった」と説明した。
 ミスは今年1月に外部の指摘で発覚。バスターミナル出入り口の図面上の位置が、現況から約5メートル南にずれていた。市は「平面乗り入れが可能との方針は変わらない」としている。