イオン 岡山 周辺 絵師の限定“萌えグッズ”ゲット (岡山シティミュージアム)

漫画やアニメ、ライトノベルの挿絵などポップカルチャーで活躍する画家は、江戸時代の浮世絵師になぞらえて「絵師」と呼ばれます。日本を代表するイラストレーターによる作品展「絵師100人展
 03」が、岡山シティミュージアム(岡山市北区駅元町)で開催中。会場には、繊細なタッチで美少女を描いたタペストリーや、缶バッチ、クリアファイルなどの“萌える”限定グッズが並び、売り切れ商品も出るなど人気を集めています。
 出展者は人気アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」のキャラクター原案作成に携わった蒼樹うめさん、アニメ映画「ガラスの花と壊す世界」のキャラクター原案を担当したカントクさん、バーチャルアイドル歌手・初音ミクをデザインしたKEIさんら105人。海辺でたたずむ制服姿の女子、秋の紅葉に囲まれた着物姿の愛らしい少女らに、それぞれの世界観が表現されています。
 グッズはすべて出展作をモチーフにしたもので、一番人気は全作品を収録した図録(2500円)。続いて、新作のクリアファイル、岡山展限定のポストカード の順。ポストカード(15種類、各162円)、クリアファイル(9種類、各324円)はそれぞれ1種類がすでに完売。「値段も手ごろで、まとめ買いをする人が多い」と、販売スタッフ。
 蒼樹うめさんとカントクさんの作品をそれぞれ採用した2種類の「パスケース」(864円)は、実用的でお薦めの一品。このほか、A2判のポスター(8種類、各1080円)や、B2判の複製原画も。複製原画は出品作すべて取り扱っており、受注生産で1点2万円。5点注文した人もいたそうです。
 100人展は、「01」-「06」シリーズがあり、岡山では2014年秋に「01」を開催。今回の「03」は、「日本の一景」をテーマに105人が1点ずつ描き下ろしました。会期は6月1日まで。入場料は一般800円、大学生以下600円、小中学生400円。午前10時-午後6時。月曜休み。グッズ売り場は出入口付近に設けられ、入場料は必要ありません。