イオン 岡山 周辺 イトーヨーカドー岡山店が閉店へ

 流通大手セブン&アイグループのイトーヨーカ堂(東京)が運営する岡山市中心部の大型商業施設・イトーヨーカドー岡山店(同市北区下石井)が、来年2月末をめどに閉店することが19日分かった。約300メートル北にイオンモール岡山(同所)が開業した2014年12月以降の売り上げ低迷などが理由とみられる。 ヨーカドー岡山店は土地、建物とも賃借で、不動産ファンドから信託受益権を購入した両備グループ(岡山市)が6月から実質的なオーナーとなっている。同店の撤退が決まったことで両備グループでは今後、跡地の活用策の検討を本格化させるとみられる。 ヨーカドー岡山店は、JT岡山工場跡地に整備された複合商業施設・ジョイフルタウン岡山の核テナントとして1998年11月に開業した。地上5階地下1階のうち地上1?3階が売り場で、売り場面積は約1万4700平方メートル。直営の食品や衣料品売り場のほかに、飲食や雑貨、書店、クリーニング店などテナント30店が入居している。 イトーヨーカ堂は来店客数などを公表していないものの、年間100億円超あった売り上げがイオンモール岡山開業後は2割以上減っていたもよう。現行の賃借契約は18年11月を期限としているが、想定以上の落ち込みから閉店時期を早めたとみられる。 社員約30人は配置転換で雇用を維持し、パート約200人は再就職先の紹介などを行う方向。セブン&アイグループは「現時点ではコメントは差し控えたい」としている。 イトーヨーカ堂は来年2月までに不採算の全国20店を閉鎖する方針を示している。岡山県では、アリオ倉敷(倉敷市寿町)内の食品スーパー「イトーヨーカドー食品館倉敷店」も8月末をめどに経営から手を引くため、中国地方の店舗は福山店(福山市)のみとなる見込み。

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イオン全体 では
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もしかしたら、岡山駅前、周辺に 「近い将来」 スーパーがなくなるのかな?

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ヨーカドー岡山店閉店を惜しむ声  (イオンモール岡山の影響?)

(業務提携している天満屋は、どうなるのか?  跡地には、 「緑と水の水族館」のようなもの? 岡山市民会館にない施設 兼、都市型マンションになるのかな? 岡山ラーメン館とか・・・)
 

岡山市中心部の大型商業施設・イトーヨーカドー岡山店(同市北区下石井)が来年2月末をめどに営業を終えることとなり、20日、買い物客からは閉店を惜しむ声が多く聞かれた。周辺の商業施設では、同店の販売不振が取り沙汰されていたこともあり、冷静な受け止めが目立った。 「品ぞろえが豊富でよく買い物に来ていた。閉店したら不便になりそう」。同店を訪れた岡山市北区の主婦女性(82)は残念そうに話した。 1998年開業の同店は、衣食住の商品をそろえた総合スーパーとして親しまれ、年間100億円超を売り上げた時期もあった。しかし、近年は2014年12月に近接地に開業したイオンモール岡山の影響などで売り上げを落としていた。 買い物していた同市の会社員女性(27)は「イオンができてから客が少なくなったと感じていた。閉店しないか心配だった」。同市北区の会社員女性(45)は「売り場が適度な広さで日常の買い物に便利。子どもとよく来ていたので寂しくなる」と惜しんだ。 一方、周辺の商業施設の反応はさまざま。岡山高島屋(同本町)は「あれほどの大型商業施設が閉店するのは、都心部の集客力低下につながりかねず残念」。別の商業施設の責任者は「前々から閉店のうわさがあっただけに驚きはない」と淡々と話した。 入居するテナント関係者は「イオン開業後は客数が大きく減っていた。もっと早い段階で撤退を決めても良かったのでは」。イトーヨーカドーを傘下に置く流通大手セブン&アイ・ホールディングス(東京)と業務提携している天満屋(岡山市北区表町)は「現段階でのコメントは控えたい」とした。 イトーヨーカドー岡山店は市中心部の一等地に立地。遊技場などが入る別棟を合わせた敷地面積は約3万8千平方メートルに及び、今後は跡地活用に注目が集まる。土地と建物を実質的に所有する両備ホールディングス(同錦町)は20日、「岡山に必要とされる活用方法をこれから検討する」とのコメントを出した。

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総合スーパー業態苦戦  (イトーヨーカドー岡山店閉店 跡地になにが・・・) 

イトーヨーカドー岡山店(岡山市北区下石井)が来年2月末をめどに閉店することが19日、明らかになった。衣食住の商品をそろえた総合スーパーという業態が全国的に苦戦している状況に加え、巨艦店・イオンモール岡山(同所)が2014年12月に近接地へ開業し、集客面で打撃を受けたことなどが背景にあるとみられる。県都の一等地にある商業施設だけに跡地活用が今後の焦点となる。 総合スーパーは幅広い品ぞろえと安さが強みだが、近年は家電や衣料の郊外型専門店、コンビニなどに押されて全国的に苦戦している。イトーヨーカドー岡山店も例外ではなく、イオンモール岡山の開業を直前に控えた14年11月には1998年の開業以来最大規模の改装で売り場をてこ入れ。資本提携を結ぶ天満屋ストア(同岡町)の協力も得て地場産の食材を拡充してきた。 しかし、中四国最大規模の売り場面積(約9万2千平方メートル)を持つイオンモール岡山が徒歩5分の距離に開業すると、経営環境は悪化した。初年度約1800万人が来店したイオンモール岡山に対し、イトーヨーカドーの売り場面積は約6分の1。影響は避けられず、立て直しを断念したようだ。 イオンモール岡山の進出を境に周辺施設は軒並み売り上げを落としており、「限られた消費を奪い合っている状況」と流通関係者。岡山市では14年に岡山ビブレ(同幸町)と岡山OPA(同本町)が閉店し、総合スーパーのイズミヤ津高店(同横井上)は今年8月21日を最終営業日として閉店する。今後も都市部の商業の勢力図は大きく塗り変わる可能性がある。 イトーヨーカドー岡山店は市役所筋に面し、遊技場などが入る別棟とともに複合商業施設「ジョイフルタウン岡山」を構成する。敷地は約3万8千平方メートルと都心部では有数規模。約87億円を投じ、同タウンの土地と建物の実質的な所有者となった両備グループ(岡山市)は今年3月に取得を表明した際には、将来の活用策について「長期の構想は白紙」としていたが、これまで市中心部で複数の再開発を手掛けた実績をもとに今後、都心活性化に向けてどんな青写真を描くかが注目される。




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