イオン 岡山 周辺 県内で大雨 鉄道ダイヤ乱れる(台風10号の影響)


29日の岡山県内は、台風10号の影響で南から湿った空気が流れ込み、ほぼ全域で大雨となった。和気町などで早朝、1時間に40ミリ前後の激しい雨を観測。鉄道のダイヤが大幅に乱れ、地下道が冠水する被害も出た。 岡山地方気象台によると、午前6時すぎまでの1時間に和気町で42・5ミリ、瀬戸内市邑久町虫明で39・0ミリの雨量を記録。28日午後2時の降り始めから29日午前11時までの総雨量は、赤磐市104・5ミリ、津山市103・0ミリ、和気町88・0ミリ、岡山市北区福渡87・0ミリ-など。 JR西日本岡山支社によると、午前4時-5時に県内各駅の雨量計が相次いで規制値に達し、山陽線和気-瀬戸間、赤穂線東岡山-播州赤穂間、姫新線新見-佐用間、因美線東津山-智頭間で最大5時間半、運転を見合わせた。 岡山駅には遅れを知らせる張り紙が掲げられ、乗客が運行状況を駅員に尋ねるなどしていた。山陽線で兵庫県福崎町の実家に帰省予定だった岡山大工学部4年の男性(21)は「久しぶりに家族と出掛ける予定なのに台無しになりそう」と話した。 このほか、岡山市によると、同市東区西大寺上で、JR赤穂線をくぐる市道「五反田地下道」(幅約4メートル、長さ約100メートル)のほぼ全体が冠水し、通行止めになった。同西大寺中では民家1戸が床下浸水した。 中国電力岡山支社によると、倉敷市では29日未明、落雷により東塚、中畝、北畝地区の計約2千戸が最大で約2時間半停電した。

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大雨 公立小中高13校が休校  岡山県教委

岡山県教委のまとめによると、同県内では29日、大雨の影響で、2学期の始業式を予定していた鏡野町立小中など11校を含め、公立小中高校計13校が休校した。11校は始業式を30日に延期した。

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〔台風10号〕きょう30日午後に暴風域を伴い東北地方上陸へ 広い範囲で記録的大雨のおそれも(8/30)

台風10号 0830


気象庁は30日朝、「平成28年 台風第10号に関する情報 第99号」および「大雨と雷及び突風に関する全般気象情報 第7号」をそれぞれ発表しました。
06:00現在、銚子市の東南東約330kmの海上にある強い台風10号は、時速30kmの速さで北に進んでいます。きょう30日午後には暴風域を伴ったまま強い勢力で東北地方に上陸するおそれがあり、31日には日本海へ抜ける見込みとなっています。
北日本や東日本では非常に激しい雨が降り、局地的に猛烈な雨が降るほか、北日本では海上を中心に猛烈な風が吹き、猛烈なしけとなる見込みです。特に東北地方では、平年の8月1ヶ月分の降水量を上回るような記録的な大雨となるおそれがあります。北日本や東日本では、大雨、暴風、うねりを伴う高波、低地の浸水、河川の増水やはん濫、土砂災害、高潮に厳重に警戒し、最新の台風情報や気象情報に留意してください。
また、寒気を伴った気圧の谷が日本海上空に停滞しています。近畿地方と東海地方では大雨の峠は越えましたが、東海地方では午前まで激しい雨の降るところがある予報となっています。近畿地方、東海地方では引き続き、土砂災害、低地の浸水、河川の増水、落雷、突風に注意してください。

■今後の見通し
<大雨>
【予想1時間雨量】(30日/多い所)
・80mm 岩手県、宮城県、福島県
・60mm 青森県、秋田県、山形県
・50mm 茨城県、栃木県、群馬県、千葉県、伊豆諸島
・40mm 北海道(十勝、胆振・日高、石狩・空知・後志、渡島・檜山地方)、埼玉県、東京地方、神奈川県、山梨県、長野県、新潟県、富山県、石川県

【予想24時間雨量】(〜31日06:00/多い所)
・350mm 岩手県(沿岸)
・300mm 宮城県(西部)、山形県、福島県(浜通り・中通り)
・250mm 北海道(十勝地方)、秋田県、岩手県(内陸)、宮城県(東部)、福島県(会津)
・200mm 北海道(渡島・檜山地方)、青森県(三八上北)
・180mm 北海道(釧路・根室、胆振・日高地方)、青森県(下北)
・150mm 北海道(石狩・空知・後志地方)、青森県(津軽)
・120mm 北海道(上川、北見地方)、新潟県
・100mm 北海道(網走・紋別地方)、茨城県、栃木県、群馬県、東京都、長野県、富山県

<強風>最大風速(最大瞬間風速)(〜31日)
・35m/s(50m/s) 東北地方
・30m/s(45m/s) 北海道地方
・23m/s(35m/s) 関東地方

<高波>(〜31日)
・10m 東北地方
・ 8m 北海道地方、関東地方

■防災事項
<北日本・東日本>
厳重警戒:土砂災害、低地の浸水、河川の増水やはん濫、土砂災害、暴風やうねりを伴う高波、高潮による浸水や冠水
注意  :落雷や竜巻などの激しい突風

<近畿地方・東海地方>
注意  :土砂災害、低地の浸水、河川の増水、落雷、突風

※発達した積乱雲の近づく兆しがある場合は、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。

◆用語解説「猛烈な雨」
・1時間80mm以上の雨、息苦しくなるような圧迫感があり恐怖を感じるような状態で、傘は全く役に立たなくなる。水しぶきであたり一面が白っぽくなり視界が悪くなり、車の運転は危険とされる。大規模災害の発生するおそれが強く、厳重な警戒が必要。


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台風10号影響 県内で局地的大雨 岡山県 大雨警報(地下道などが冠水)


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