イオン 岡山 周辺 “国鉄列車”で昭和へタイムトリップ JR岡山駅

 懐かしい雰囲気を漂わせる観光列車「ノスタルジー」が9日からJR津山線で定期運行する。昭和の時代を思わ

せる外装やインテリアで復刻した“国鉄列車”。試乗会に参加し、タイムトリップした気分を満喫した。
 ホームで待っていると、昭和30-40年代と同じクリーム色と朱色のツートンカラーの車両が現れた。津山線

で運行しているキハ47形気動車(1979年製造)を塗り直した。
 車内に乗り込むと、当時の青色に統一された座席が目を引く。今では目にすることがなくなった瓶ジュースの栓

抜きも復活した。実際に利用してもらうため、岡山、津山両駅のホームに瓶入り清涼飲料水の自動販売機を設置す

るサービスぶりだ。
 天井を見上げると、国鉄のロゴがついた扇風機が回る。案内放送の前に流れるチャイムは、国鉄の特急などで使

われた「鉄道唱歌」を採用。昭和50年代の制服を着た同社OBが名誉車掌長として乗務し、昔の切符をイメージ

した厚紙の「記念乗車証」を手渡してくれる。
 車窓からは建部駅や弓削駅などの木造駅舎や田園風景が流れ、昔の鉄道旅行の記憶を呼び起こしてくれた。
 列車は大型観光企画「晴れの国おかやまデスティネーションキャンペーン」に合わせ、JR西日本岡山支社が導

入。6月末までの土日曜に、岡山-津山間(快速、自由席あり)を1日2往復する。9日には、真っ白な車体に旅

行かばんをデザインした「ラ・マル・ド・ボァ」も宇野線の岡山-宇野間に登場する。