イオン 岡山 周辺 「イオンモール岡山 開業」 まちへの影響は

岡山市は11日、2014年12月に開業した大型商業施設・イオンモール岡山(同市北区下石井)の影響を探る「15年度商店街等調査」の結果を公表した。開業前だった前回の13年度調査との比較などから、初年度に約1800万人が訪れたイオンから「まち全体への人の流れが生まれ始めている」と総括した。
 調査は複数手法を組み合わせて実施。市中心部での行動は、県内外の約2400人を対象にインターネット経由で調べた。JR岡山駅前・イオン周辺のエリアに「行くことはない」と回答した人は前回の37・8%から、10ポイント以上少ない25・7%となり、来街者の増加を裏付けた。
 表町・天満屋エリアでも「行くことはない」としたのは前回から5ポイント以上減り、38・4%。一方、西口・奉還町エリアでは67・4%と2・0ポイントの微減にとどまった。
 表町に行く人に目的を尋ねると、「イベントや催し」とした人が3・3ポイント増えたほか、「洋服や家電など大きな買い物」も1・0ポイントアップ。西口のアップは両目的とも0・5ポイント以下だった。
 イオン開業から3、6、12カ月目に、イオンを訪れた際の他エリア・施設への立ち寄り状況も質問した。表町の商店街と周辺商業施設では3カ月目は8・3%だったものの、6カ月目12・1%、12カ月目19・4%と漸増。駅前から表町への人の流れが次第に増している状況が浮かび上がった。
 商店246店への景況感に関する聞き取り調査では、「衰退している」と回答した割合は前回から大きく減ったものの、売り上げ増加につながったとした回答は少なかった。
 定例記者会見で調査結果を示した大森雅夫市長は「まだ十分ではないが、回遊効果が出つつある。にぎわいが岡山駅前に一極集中するのは望ましくない。ハード、ソフト両面で民間と一緒になってまちを変えたい」と述べた。
 調査は同市、岡山大、岡山商工会議所が共同で行った。

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岡山市が「イオンモール岡山」影響を調査 表町では客足“わずかに上昇”

岡山市は「イオンモール岡山」の影響についてアンケート調査を行ない、表町商店街周辺-で客足がわずかに伸びていることが分かりました。岡山市や岡山商工会議所などは「イオンモール岡山」オープン前の2013年度とオープン後の2015年度に県内外の約3300人に商店街などでの購買行動のアンケート調査を実施しました。その結果、表町エリアに「イベントや催しに行く」と回答した人はオープン前に比べ3.3ポイント上昇しま-した。さらにオープン後の調査では、イオンの来店客が表町商店街周辺の商業施設も立ち寄ったと回答した人がオープン3カ月からの9カ月で7ポイント上昇しています。岡山市では「イオンモールの利用客が表町方面に回遊しているのでは」と分析していて回遊性向上のため、昨年度3回実施した県庁通りなどでの社会実験を今年度は4回から5回、実施したいとしています。
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